【タイトル】
『瀬川小児科病院120周年 瀬川小児神経学クリニック50周年 瀬川病発見50周年記念式典』を開催しました

【本文】
第一部は星野所長より2014年に瀬川昌也先生の瀬川小児神経学クリニックを受け継いでからの出来事のお話から始まり、次に瀬川先生の姪でおられる瀬川裕子先生より、瀬川家の歴史と瀬川邸での秘話を瀬川家代表としてお話しいただきました。林雅晴先生には、瀬川昌也先生の診察の極意を丁寧にわかりやすくお話しいただき、参列していた患者の方から「この診察にはこういう意味があったんだ」と納得の声があがりました。第二部は、未来への提言とし、川畑伊知郎先生からドパミン製剤の創薬についての新知見をご教示頂きました。井上裕子様は瀬川病患者として、病気が14歳まで発見されずに施設に入所していた大変お辛い経験を述べられ、早期発見の為の啓発活動の必要性を強く訴えられました。大変感動的でした。その後星野所長より瀬川病全国調査の結果が報告されました。

懇親会は青木先生、黒岩先生のご挨拶と松石先生の乾杯のご発声により和やかな雰囲気で始まりました。参加者全員、瀬川祥子さんのシャコンヌの素晴らしい演奏に心を打たれていらっしゃいました。翌日の瀬川邸訪問では瀬川家の皆様がお出迎え下さり、お茶を点ててくださいました。素晴らしい2日間となりました。
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