研究所について

『瀬川小児神経学研究所』は、国際的に活躍した瀬川昌也先生 が1970年に発見、1971年 に発表した「瀬川病」をはじめとする小児神経疾患・大脳基底核疾患に関する研究・情報を正しく発信すること、そして診療の発展をはかり広く社会に貢献することを目的として設立いたしました。

瀬川昌也先生が開業された『瀬川小児神経学クリニック』においては、累積患者数18941名、脳波検査数114,794件、終夜脳波検査350件、瀬川昌也先生主催シンポジウム90回という業績(※)とともに、関連する膨大な資料を継承。後世に残していく貴重な財産として保管しております。
(※)瀬川昌也先生が院長を務められた1973年11月~2014年12月での実績となります。 

「瀬川小児神経学研究所」の主な活動内容
1:小児神経学に関する資料・記録の集約及び公開
2:小児神経学に関する知見の研究及び公開
3:小児神経学に関する研究及び研究会の開催

多くの方にご覧いただけるように……
当研究所では、多くの方の研究・診療の参考としてご活用いただけるよう、これらの資料をアーカイブ化し一般公開をしております。
一部の結果については「会員専用ページ」にて公開し、意見交換の機会を設けること並びに会報の定期発行をいたします。

〈アーカイブ化している資料〉 
1:瀬川昌耆(6代目)著書の保存(デジタル保存・出版予定)
2:瀬川昌也(9代目)著書及び論文の記録保存
3:瀬川小児神経学クリニック主催会議・研究会の記録保存
4:医学書籍・雑誌の保存
5:疾患別研究の記録保存
6:検査別研究の記録保存
7:診療録の保存
8:その他小児科・小児神経学に対する取り組みの記録

「瀬川小児神経学研究所」の主な研究対象疾患
・瀬川病 ・ジストニア ・チック(トゥレット症候群) ・レット症候群・自閉症・ダウン症・てんかん・睡眠 etc.



写真上段:瀬川先生の曽祖父 瀬川 昌耆先生著 
写真下段:所蔵医療器具(一部)